太陽光発電メーカーの選び方は?主要メーカー10社の特徴・費用相場も紹介【2024最新】
目次 ー
- 1 太陽光発電メーカー10社の特徴を比較
- 1.1 エクソル|高いモジュール変換効率に定評あり!
- 1.2 カナディアンソーラー|コスパの高さが人気の秘密!
- 1.3 京セラ|耐久性の高さと充実の補償が魅力
- 1.4 九電テクノシステムズ|九州での実績と電気エネルギーの信頼
- 1.5 シャープ|デザイン性と高機能が融合した太陽光パネルで人気
- 1.6 長州産業|国内太陽光発電の老舗メーカー!技術力と信頼性の高さに定評あり
- 1.7 DMMエナジー|30年もの長期の太陽光発電設備の出力補償が強み
- 1.8 ネクストエナジー・アンド・リソース|高温にも強い太陽光発電設備が人気
- 1.9 パナソニック|エネルギーを創って貯める「創蓄連携システム」で有名
- 1.10 ハンファQセルズ|高い技術力が詰まった高コスパモデルで幅広い支持を獲得
- 2 太陽光発電メーカーの選び方
- 3 まとめ
太陽光発電の導入を検討するなら、メーカー選びは重要です。
しかし市場には多くのメーカーが存在し、それぞれ異なる特徴や保証内容があります。どのメーカーが自分にぴったりなのか、迷うことも多いでしょう。
そこで本記事では、主要な太陽光発電メーカー10社の特徴を比較し、どのようなニーズに適しているかを紹介します。発電効率やコストパフォーマンス、耐久性などを考慮し、自分に合った選択をするための参考にしてください。
太陽光発電メーカー10社の特徴を比較
太陽光発電メーカー10社の特徴を、どんな人におすすめかを紹介します。なお、太陽光発電メーカーの登場順は順不同です。
エクソル|高いモジュール変換効率に定評あり!
エクソルの太陽光発電パネルは、業界トップクラスの高い変換効率(22.8%)を誇ります。限られたスペースでも高い発電量を実現できるため、屋根形状が複雑または屋根面積が狭い住宅におすすめです。
カナディアンソーラー|コスパの高さが人気の秘密!
カナディアンソーラーの強みは、高性能でありながら低価格なコストパフォーマンスの高さにあります。カナディアンソーラーの太陽光発電パネルは、コストを重視しつつも、発電効率を求める人におすすめです。
京セラ|耐久性の高さと充実の補償が魅力
京セラの強みは、優れた耐久性と充実した保証制度です。とくに自然災害に対する補償が標準で含まれており、安心して使用できます。京セラの太陽光発電は、長期間にわたり安定した性能を求める人におすすめです。
九電テクノシステムズ|九州での実績と電気エネルギーの信頼
九電テクノシステムズは、九州電力グループの一員として発電所から需要家に至る電力ネットワークに必要な各種製品やサービスの提供を通じて、半世紀以上に渡って電気エネルギーとともに歩んできた実績があります。九州県内で設置を検討してる方であればおすすめです。
シャープ|デザイン性と高機能が融合した太陽光パネルで人気
シャープの太陽光発電の強みは、デザイン性と高機能の融合にあります。なかでも、屋根に調和する美しいデザインが人気です。シャープの太陽光発電は、見た目を重視しながらも、高性能な太陽光パネルを求める人に向いています。
長州産業|国内太陽光発電の老舗メーカー!技術力と信頼性の高さに定評あり
長州産業の太陽光発電の強みは、高い技術力と信頼性です。国内で唯一、太陽光パネルの自社製造をおこなっており、品質と性能に定評があります。
長州産業の太陽光発電は、安心して長期間使用できる信頼性を求める人におすすめです。
DMMエナジー|30年もの長期の太陽光発電設備の出力補償が強み
DMMエナジーの強みは、30年の長期モジュール出力保証です。この長期保証により、太陽光発電システムの出力が、長期間にわたって安定して維持されることが期待できます。
DMMエナジーの太陽光発電は、長期的な投資効果を重視し、安心して使用したい人におすすめです。
ネクストエナジー・アンド・リソース|高温にも強い太陽光発電設備が人気
ネクストエナジー・アンド・リソースの太陽光発電の強みは、高温環境でも安定した発電を実現する耐久性です。とくに熱による発電効率の低下を抑える技術が、導入されています。
ネクストエナジー・アンド・リソースの太陽光発電は、過酷な気候条件でも安心して使用したい人におすすめです。
パナソニック|エネルギーを創って貯める「創蓄連携システム」で有名
パナソニックの強みは、太陽光発電と蓄電池を高度に連携させる「創蓄連携システム」の技術です。とくに電気自動車と連携して、最大9kWの自家消費率向上を実現しています。
パナソニックの太陽光発電は、エネルギーの効率的な活用と、災害時のバックアップ電源を求める人におすすめです。
ハンファQセルズ|高い技術力が詰まった高コスパモデルで幅広い支持を獲得
ハンファQセルズの太陽光発電の強みは、高い技術力と優れたコストパフォーマンスです。セルのバスバーを4本に増加し、電子の移動距離を短縮することで、発電効率を向上させています。
ハンファQセルズの太陽光発電は、高性能でありながら経済的な太陽光発電システムを求める人におすすめです。
太陽光発電メーカーの選び方
太陽光発電のメーカーを選ぶ場合は、各社の製品について、次の5つのポイントをチェックしましょう。
- 発電効率
- 保証内容
- メーカーの評判と実績
- 価格と性能のバランス
- 設置環境への適合性
1.発電効率
モジュール変換効率18%〜21%前後が、主力製品の標準です。
なおモジュール変換効率の数値は、太陽光発電パネル(太陽電池モジュール)が受けた太陽光エネルギーを、どの程度電気エネルギーに変換できるかを示しています。具体的には、1平方メートルあたりの変換効率をパーセントで表したものが、モジュール変換効率です。
高い変換効率を持つパネルは、同じ面積でより多くの電気を生み出せるため、発電能力が高いと評価されます。
保証内容
太陽光発電システムの保証内容は重要なチェック項目です。
- 出力保証:25年程度(80%以上の出力維持)
- システム機器保証:10~15年が標準
- 自然災害保証があると、なお良い
一般的に出力保証は約25年間で、これにより80%以上の出力を維持することが約束されています。またシステム機器に対する保証は、通常10年から15年程度です。
さらに、自然災害に対する保証も重要なポイントとして考慮すべきでしょう。これにより、予期しない気象条件や災害の際にも補償を受けられます。
メーカーの評判と実績
太陽光発電システムを選ぶ際は、メーカーの評判と実績をしっかり確認することが重要です。たとえば国内の大手メーカーは、長年の経験と実績に基づいた高い信頼性を誇ります。
海外メーカーは、比較的低価格な点が魅力です。その分、品質やアフターサポートが不十分な場合もあります。口コミや評価を調べて、慎重に選ぶことが大切です。
価格と性能のバランス
太陽光発電システムを選ぶ際は、初期投資と長期的な発電効率のバランスを慎重に検討しましょう。高効率パネルは、1枚あたり約8万円〜12万円と高価です。しかし長期的には高い発電量が期待できるため、コストパフォーマンスが高くなります。
一方、低価格パネルは初期費用を抑えられますが、発電効率が低いケースは珍しくありません。
最適な選択をするなら、太陽光発電の施工会社に相談するのがおすすめです。豊富な知識と経験がある太陽光発電の施工会社なら、予算に合わせた価格帯はもちろんのこと、パネルの品質、メーカーの信頼性、保証内容など、総合的な観点から最適なシステムを選ぶためのアドバイスを受けられます。
設置環境への適合性
太陽光発電システムを選ぶ際は、設置環境に適したパネルを選択することが重要です。次の点を考慮して、最適な発電効率が得られるパネルを選びましょう。
- 屋根の形状や傾斜
- 方角
- 日照条件
また、地域の気候条件も重要な要素です。たとえば多雪地域では、積雪に耐えられる強度が必要です。塩害地域では耐塩害性能、強風地域では耐風性能が求められます。
さらに環境変化時の発電能力も考慮し、高温や曇りの日でも安定した発電が可能なパネルを選べば、年間を通じて効率的な発電が期待できます。
まとめ
太陽光発電システムの、コストを抑えながら便利に活用するためには、効率よく発電できる製品を選ぶことが重要です。選定する際は、屋根の形状や気候条件・耐久性や環境変化時の発電能力も考慮し、高温や曇りの日でも安定した発電が可能か、といった観点で比較検討しましょう。
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